カメラ初心者がいきなり体育館バスケの撮影に挑戦

カメラ初心者がいきなり体育館バスケの撮影に挑戦

本当に初心者が挑戦する

どれくらい初心者なのか。ついうっかりオークションで落札し、動作確認のため汚い机の上の撮影しかしていない状態。まともな撮影が本当に初めての状態で撮影に行きました。シャッターこんなに押したのハジメテダヨ。「初心者」以外に表現のしようがないくらい初心者。

体育館の撮影に向けて

子どもたちのバスケを撮影したくて、ついうっかり落札してしまった。(つい、うっかり。という表現が重要)初心者といえど当然調べるくらいはするので、色々準備はした。

体育館はカメラ的には暗い

人間の目で見る分にはそうでもないが、カメラ的には暗い環境らしい。

体育館+バスケは難易度が高い

暗い体育館+動きの激しいバスケ。かなりの悪条件らしい。まぁまともに撮影したことないから基本的に鵜呑みにするしかない。

明るいレンズが必須

カメラの基本的な数値等は割愛。F値が低い望遠レンズがよく勧められている。SIGMA 50-100mm F1.8 は10万くらい、70-200mm F2.8だと15万円。
まだまともに1枚も撮影していないのに、さすがに10万超のレンズは買えない。撮影し、失敗し、考えての末ならわからなくもないが。

というわけで、下記のレンズを用意

Canon EF50mm F1.8 STM

by カエレバ

50mm単焦点レンズで超評判が良いレンズ。単焦点なのでズーム等気にせずピントだけに注力できる。初心者は色々なことを同時には出来ないのだ。とりあえずピントに注意して撮影、あとでトリミングすれば良い。コートサイドからの撮影を想定。通常の小中学校体育館の場合はほぼこちらでの撮影を想定。

Canon EF100mm F2 USM

by カエレバ

100mm単焦点レンズ。こちらも古いが評判が良い。ある程度の大きさの体育館(市営などの大きめな総合体育館的なサイズ)でコートサイドは行けず、2階観戦席からの撮影を想定。

シャッタースピードとF値とISO感度

シャッタースピード

名前の通り、シャッターの速度。数字が小さくなればなるほどシャッター速度が早くなる。シャッター速度を早くすることでスポーツ中などは躍動感のある場面を切り取ったような写真が撮影できる。ここが遅いと「被写体ブレ」が発生する。記録している最中に被写体が動いてしまうため。ただシャッタースピードが早いということは、レンズから光が入ってくる時間が少なくなるので写真が暗くなる。

F値

レンズが持っている明るさの特性を示す値。数値が小さいほど明るい。

ISO感度

ISO感度を上げると少ない光でも写真が撮れる。ただしノイズが増える。

バスケの撮影に必要な設定は・・・

バスケを撮影するにはシャッタースピードが早くないと被写体ブレばかりでまともな写真は撮れない。そのためシャッタースピードを1/500で固定すると明るさを確保するためにF値かISO感度を変更するしかない。

F値はレンズで決まってしまうので、設定変更できるのはISO感度のみ。

Canon EOS Kiss X6i での設定

  • モード:シャッター優先AE
  • シャッタースピード:1/500固定
  • ISO:AUTO
  • レンズ:Canon EF50mm F1.8 STM

実際に撮影してみた

体育館はカメラ的には暗い?

さて、実際に体育館を借りて撮影に行ってみたが、カメラ的に暗いどころか肉眼で既に暗い。「え?これ撮影できるの?レンズのF値が云々とかいうレベルじゃなくね?」状態でビビる。かなり古い体育館だからしょうがない。のか?そういう目線で今まで見ていないので不安。

肉眼でこんな感じに見えた。とにかく暗い

明るいレンズがなければ無理だった

かなり暗い環境でしたが、とりあえず撮影してみると綺麗に撮れる。なぜだろう。やはりレンズのおかげなのだろうか。

使用レンズ:Canon EF50mm F1.8 STM
使用レンズ:Canon EF50mm F1.8 STM

試しに普通のレンズで撮影

使用レンズ:TAMRON 18-270mm F3.5-6.3

全体的に暗く、ISOも高くノイズが目立つ。F値の差がすごいことを痛感。F1.4とか値段が跳ね上がるのも納得。

焦点距離50mm(APS-C)での撮影は思ったより近かった

コートサイドぎりぎり後ろからゴールを撮影

思った以上に近くに写っている。手前側に来られたら撮りきれない感じがした。30mm単焦点でトリミングするほうが良いかもしれない。ちなみにEOS X6iはAPS-Cサイズなので、50mmはフルサイズで言うと81mm相当。

同じ位置から反対側ゴールを撮影

フォーカスがあってないが大体こんな感じ。こちらはトリミングを考えれば丁度いい感じかも。逆に30mmだと厳しくなるかな?

まとめ

この日は、このあと子どもたちが集まって試合をしていたので1000枚ほど撮影してみましたが、フォーカスが合っていない写真が多かった。単焦点でズーム作業がないにも関わらずこの体たらく。やはり自分は単焦点でフォーカスに注力したほうが良さそう。実際に「もっと寄りたいな」と思っている余裕など一切なかった。しばらくは50mm単焦点で困ることはなさそう。

今度は大きめな体育館で試合があるので、100mmのテストをする予定。